愛犬のペット葬儀

家族同様のペットが亡くなった時は、やはり最後のお別れをきちんとしたいものです。昨今、ペットの葬儀というものが一般的になってきました。ペットを専門としている葬儀会社もあります。また、「ペットロス症候群」という言葉もあります。ペットロス症候群とは、ペットを喪うことによって飼い主に表れるさまざまな症状のことです。これはペットが亡くなるということが、それほど飼い主にとって大きなショックであるということです。ペットが亡くなった場合、まずペットを火葬してくれる業者を捜します。火葬には数日かかる場合もあります。
また葬儀として火葬を行う業者もあります。「合同際」という葬儀では、他のペットと一緒に葬儀を行い、火葬も一緒に行います。自分たちの家族だけで葬儀をしたい場合は「個別葬」があります。また自宅で葬儀を行うことも可能です。これらは人間の葬儀と同じように、僧侶が読経をし、後に火葬を行います。お骨を拾うことができるものと、そうではないものがあります。これらの葬儀の方式によって、費用は異なるものとなっています。また、ペットの大きさによっても費用が異なります。チワワなどの小型犬の場合は合同葬で15000円、個別葬では25000円程度が目安となっています。ゴールデンレトリバーのような大型犬では、合同葬で40000円、個別葬で50000円程度となっています。そして火葬を終えると納骨となりますが、一般的には人間と同様、四十九日を目安としましょう。
ペット霊園や墓地などに納骨を行います。また自宅で埋葬することも可能です。亡くなってもそばにおいてあげたいのであれば、自宅で埋葬しましょう。また、自然散骨も可能となっており、業者が代理してくれます。ですが納骨を必ずした方が良いというわけではありません。自宅で保管しておいてもよいでしょう。何よりも飼い主とペットのことを優先的に考えることが大切で、これらに規則や法律などは定められていません。また、先祖代々の墓に納骨したいという方も多いですが、人間の墓にペットの骨を納めることを嫌う人もいます。
家族だけでなく親族も関係しているお墓ですから、飼い主の一存で決定すると問題が発生します。墓に関係するすべての人に了承を得た上で、納骨するようにしましょう。ペットは法律上、物として区分されています。そのため火葬や土葬に関して、法律がありません。飼い主の意思で自由に行うことができます。ですが家族同然として暮らしてきたペットを死んだからといって、人間とは違う扱いをすることに抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。そのため葬儀会社などに依頼する方が増えていますが、実際ペットの葬儀に関するトラブルは多発しています。そのため、しっかりと調べてから利用する必要があります。

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